クレアチニンを下げる方法

クレアチニンを下げる方法を解説しますー

 

主に以下の4つを紹介していきますー

 

クレアチニンを下げる食事、食べ物
クレアチニンを下げる運動
クレアチニンを下げる漢方
クレアチニンを下げる薬

 

どうぞ参考にしてください。

 

クレアチニンを下げる食事、食べ物

 

腎機能低下がまだそれほど重度ではなく、改善可能な程度であれば、自分自身で気をつけられる点は主に食事の内容です。

 

クレアチニンが常に1.2を超すような状態ですと腎機能が低下していることは間違いないと考えられますので、それ以上腎臓に負担を掛けないように注意して食事内容を考えていかなければなりません。

 

タンパク質と塩分に注意

 

腎臓に負担を掛ける食事内容として、高タンパク食と塩分過剰があります。タンパク質は他の基本栄養素と比べて消化後にゴミが多く排出されるため、これを処理する腎臓に負担がかかります。このため、腎障害がある場合は軽度から重度まで一貫してタンパクと塩分を制限をする必要があります。

 

低タンパク・減塩食を取り入れる

 

さらに腎障害が進行してしまうと、摂取カロリー不足による筋肉分解によって発生するタンパク質までもが問題となってくるため、低タンパクと一定以上のカロリーを両立するために糖質と脂質を一定以上摂取する必要が出てきます。

 

これは生活習慣病予防の食事指針から見るとやや奇妙に映るかもしれませんが、腎臓の負担を最優先に考えなければならない状態となれば糖質・脂質偏重の食事が必要となります。

 

また、塩分過剰も腎臓に大きな負担を掛けます。血中に多く含まれた塩分は速やかに腎臓が回収して血中の塩分濃度を一定に保たなければならないため、やはり腎臓の仕事が増えることとなります。塩分過剰による高血圧は他の様々な生活習慣病の原因にもなるため、塩分摂取量には特に気をつけましょう。

 

つまり、腎臓に良い食事は、高タンパクになってはならないが必要最低限は上手に摂取する必要がある、そして塩分の量にも注意しなければならない、というなんとも難しいバランスを保つ食事を考えなくてはならないのです。

 

クレアチニンを下げる運動

 

クレアチニンは筋肉細胞が活動することで代謝物として発生します。そのため、クレアチニン値を下げるだけならばできるだけ運動しない方がいい、となるでしょう。

 

しかしながら健康的な生活を送る上では適度な運動が必要不可欠ですし、運動不足は他の生活習慣病の大きなリスクですので、適度に運動していくことが重要です。

 

また、適度な運動により体の循環をよくすることは、腎臓の負担となる塩分過剰を緩和する効果もあるため、定期的に運動をしていくことは長期的に腎臓を労るという働きもあるのです。

 

激しい運動じゃなく軽い有酸素運動

 

前述の通り、厳しい運動はクレアチニンの発生増を招きます。また、激しい無酸素運動は筋繊維を傷つけ、分解されたタンパク質はやはり腎臓が処理しますので、クレアチニンの値だけの問題でなくそもそも腎臓の負担となります。そのため、軽い有酸素運動を定期的に続けていくのがベストでしょう。水分を十分に補給しながら、軽く汗をかく程度が適切です。

 

腎臓のための運動としては、とにかく水分の循環を改善することで塩分やその他滞留した毒素を汗から排出することが重要ですので、肉体的にも精神的にも継続できる程度の強度の運動を選択しましょう。

 

運動の強度を客観的に判断するには、運動中の脈拍が測れる器具があると便利です。運動強度が高くなると運動中の筋繊維破壊によるタンパク質流出量が増え、回復にも多くのタンパク質摂取が必要となるため、適切な運動強度を選びましょう。

 

クレアチニンを下げる漢方

 

漢方の考え方の中でも特に重要な要素となるのが「体の巡り」です。体の巡りが悪いと病気になる、体の巡りが悪い状態は病気の前段階だと考える漢方では、まさに老廃物が外に排泄されなくなり「巡りが悪い」状態である腎機能低下に対する漢方薬が多数用意されています。

 

腎機能低下にまつわるクレアチニン高値を解決する漢方も多くあり、検査前に手っ取り早くクレアチニン値を下げたいという方から長期的に腎臓の改善を図りたいという人まで、多くの方が漢方療法を行っています。

 

まず、クレアチニン低下に役立つ漢方といえば、有名どころとして「五苓散」などがあります。これは体内に水が滞留する、漢方で言うところの「水毒」を解消するための漢方ですが、腎機能低下による尿毒症を防ぐために腎臓病の方も頻繁に用いる漢方で、手っ取り早くクレアチニンを下げたいという向きにも役立ちます。尿量が少ない方はなおのこと効果的と言えます。

 

似たような漢方に「猪苓湯」もあります。こちらは排尿を促すだけでなく抗炎症作用もあるため、腎臓炎がある場合にはより適する漢方です。

 

膀胱炎や尿道炎を発症していて排尿困難の場合も最も適する漢方の一つと言えます。また、不眠や不安感の解消効果もあるため、使いやすい漢方と言えます。

 

和漢薬では「腎臓仙」という漢方がその名の通り腎臓に良く効きます。腎臓が処理する老廃物の排泄促進と共に抗炎症効果・排尿困難の改善効果も持ち合わせるオールマイティな漢方のため、腎臓に問題がある場合はまずこれから試してみるといいでしょう。

 

クレアチニンを下げる薬

 

腎臓の機能低下に対応する漢方薬というのは数多くありますが、どれも短期的な効果を望めるものではありません。体内の有毒物質の排泄を促し、長期的には腎臓の助けになるものが基本です。それがまともな考え方ではありますが、どうしても健康診断前にクレアチニン値を下げたいなどといった要望もあるでしょう。

 

健康診断前にクレアチニン値を一時的に下げて警告を免れたとしても、それは自分の体のためにならないということは言っておかなければなりませんが、どうしてもというならば利尿剤を使ってみるのがいいでしょう。

 

クレアチニンは尿と一緒に排泄されるため、利尿剤で尿を多く排泄させるよう促せば、それによってクレアチニンも多く排泄されることになります。

 

そのため、例えば健康診断の前日に利尿剤を飲んでたくさん尿を出しておけば、健康診断ではクレアチニンの値が低く出るかもしれません(ただし、他の成分の値にも影響を与えます)。ただし、結局その尿を作り出すのは腎臓ですので、利尿剤の飲む量を考えないと確実に腎臓に負担を掛け、状態を悪化させますので注意してください。

 

基本的に、クレアチニンを短期的に下げるというのは長期的に見て腎臓のためになりませんし、西洋医学の薬としても用意されていません。

 

きちんと腎臓を労り、腎臓の排泄能力を高めることで結果的にクレアチニンが下がるよう努力すべきでしょう。特に腎障害が悪化して取り返しが付かなくなってから慌てることのないように、早く治療を開始することが予後をよくするコツです。

 

参考:クレアチニンを下げるサプリはこれだ!効果や口コミのおすすめは?

 

そもそもクレアチニンは何を示すのか

 

健康診断の血液検査で調べることができるクレアチニン。血液検査ではおなじみのものですが、クレアチニンという言葉に耳馴染みの無い人も多く、クレアチニン値が何を指しているのか良くわからないと言う人も多いと聞きます。

 

クレアチニンは体の一部の状態が比較的素直に数値へ表れるわかりやすい指標であり、正常範囲内でも高値であれば若干の注意が必要など、数字を見ながら生活習慣の見直しなどを考えていかなければなりません。そのため、まずはクレアチニン値が何を指しているのかを知るところから始めましょう。

 

血液検査で調べるクレアチニンとは血清クレアチニン値、つまり血液中に存在しているクレアチニンの量のことです。クレアチニンとは筋肉細胞の最終代謝物で、筋肉が稼働すると血液中に流れこみます。

 

参考:血清クレアチニンとは

 

クレアチニンは腎臓が濾過してそのまま尿に溶かし込み排出し、再び血中に戻ることはほとんどないため、筋肉量と腎臓機能の二つのみによって決定される血清クレアチニン値は腎臓の状態を如実に表す指標として基本的な腎臓の検査と位置づけられています。

 

血清クレアチニン値が低い場合も考えられる病気はありますが、元々重大な持病などがない限り、基本的には高値が問題となります。

 

腎臓の機能が低下し、クレアチニンの処理が滞ると血中に存在するクレアチニンが多くなります。筋肉が多い人や筋力トレーニング後は筋肉から出るクレアチニン値も高めを示しますが、腎臓が健康ならば極端な数値は示しません。

 

参考:クレアチニンの基準値

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