クレアチニンが低いとどんな症状が出る?

クレアチニンは基本的に高値が問題となります。一方で、基準値を下回った場合もいくつかの問題が考えられますが、その人の生活習慣より当然低くなるケースもあり、多少基準値を下回っても問題ないことが多いです。

 

クレアチニンが低値を示す場合、問題となる可能性があるのは筋ジストロフィー症です。筋ジストロフィー症とは、遺伝的な原因により筋繊維が徐々に破壊されていき、萎縮してしまう症状のことです。筋ジストロフィー症を患っていると筋肉細胞の数自体が減っていくため、当然ながらクレアチニンの代謝量も減り、その結果クレアチニン低値を示します。

 

その他では、単純に筋肉細胞の少ない人、あるいは筋肉細胞を生活においてほとんど稼働させていない人もクレアチニン低値を示します。とは言え、特に運動などをしていなくても立ったり歩行したりするだけで基準値を満たす程度に筋肉細胞はクレアチニンを代謝すると考えられるため、主に寝たきりの人や療養中で安静にしている人などが低値を示します。生活習慣によるクレアチニン低値ですので、もちろん問題はありません。

 

クレアチニンが高い場合は腎臓がクレアチニンを処理できていない証ですのでさらなる検査が必要となりますが、クレアチニンが低い場合は基本的にクレアチニン代謝量が少ないだけと考えられますので、基準から大きく外れる場合のみ筋ジストロフィー症などの有無だけを確認し、問題がなければ気にする必要はないでしょう。