クレアチニンが高いとどんな症状が出る?

腎臓で回収されるはずのクレアチニンが高値を示すということは、腎臓がクレアチニンをきちんと回収できていない、すなわち腎臓の機能低下や障害が疑われます。もちろん、筋肉が多い事でクレアチニンの代謝量が多い事はありますが、慢性的にクレアチニンが多く血清内に残留するのは、腎臓に問題がある場合が多いのです。

 

クレアチニンが基準値をやや超えた程度では、仮に腎臓の機能に問題があっても本人には無症状であることが多いです。

 

腎機能低下は往々にして貧血やむくみを伴うものですので、これらの症状がありつつクレアチニンも高値だった場合はすぐに検査が必要ですが、自覚できる程度に貧血やむくみがあった場合は腎機能障害がある程度以上進んでいるものと思われます。

 

クレアチニンが基準値をかなり超えてくると、腎不全の様々な症状が現れるようになってきますが、ここまでくると腎機能は回復不可能な状態になっていることが多いです。

 

腎臓は老廃物や有毒物質を尿として排出する器官ですので、具体的な症状としては、極端な疲れやだるさ、思考力低下、食欲低下、息苦しさ、むくみ、貧血による諸症状などです。

 

また、高カリウム血症も併発することとなるので、この症状である息苦しさ、胸の苦しさ、不整脈、手足のしびれなども発現します。クレアチニンの明らかな高値は筋肉量が多い事による個人差ということはあり得ませんので、すぐに治療を開始しなければなりません。